半年ほど前に iPhone 4 を購入しました。それまでは iPhone 3GS を愛用していたのですが iOS 4 にアップデートしてからソフトウェアの挙動が鈍くなり、使いやすさに支障をきたす恐れがあったため、思い切って購入することにしました。
しかし、iPhone 4 を使い始めてから1ヶ月が経過したある日、突然電話相手に自分の声が届きにくくなる現象が起こるようになりました。電波の問題かと思われたのですが、それから更に1ヶ月後には自分の声が相手に届くことはありませんでした。イヤホンマイク、スピーカーマイクも試みてみましたが不発です。これではただの iPod touch。電話越しの相手の声は聴こえているので、そこにいるのだけれども存在が認識されない透明人間になったような錯覚に陥りました。
ボイスメモ(音声認識)機能は正常に動作するので、デヴァイスではなくアプリケーション上の問題だと仮定し、iPhone を何度も復元してみたのですが効果はありませんでした。そこで先日 Apple Store の Genius Bar に相談してみたところ、この現象は iPhone 3G の頃から発生している初期のバグのようです。すぐに新しい iPhone に取り替えてもらったので代替機を検討する必要はなく、以降は同様の問題は発生しませんでした。
2代目となった iPhone 4 でしばらくは落ち着きそうですが、問い合わせ窓口が Softbank と Apple で分散化してしまっているのをどうにかして欲しいです。
