http://www.ceatec.com/2009/ja/index.html
最終日となる本日は入場料が無料とのことだったので、海浜幕張まで遥々行って参りました。国際展示場の2倍はあると思われる敷地面積にまずは驚き、当イベントに出展している各企業の展示ブースが圧巻でした。
自社の主力製品である家電や情報機器をアピールできる場であるため、ブランドイメージを全面に押し出した各社の展示方法が見ものでした。中でも SONY は近未来を彷彿とさせるようなクラブテイストなブースを展開していて、群を抜いていたように思います。各社のキャンペーンガール合戦も白熱していて、それ以上に彼女たちの撮影に一生懸命だった男性陣による撮影会が白熱していました。
会場は複数のカテゴリーに分類されていて、今回はテレビとケータイに着目している「デジタルネットワーク」分野を主に観て回りました。以下、メモの一部です。
- LED バックライトなどの独自のアルゴリズムによる 3D への技術転換
- 有機EL方式スケーラブル液晶ディスプレイ(パネル)の進展
- パーソナルストーレージとクラウド
- 直感検索・直感ナビなどの直感型操作方法へのパラダイムシフト
- 日常生活との親和性が高いユビキタスサービスプラットホーム
- インターホンやテレビとのモバイル融合サービス
- ICT通信技術による人間中心のユニバーサルコミュニケーションの促進
エントリー「ネットサービスで変革する情報機器・家電の世界」でも記述しましたが、1つ1つの家電がノードとして赤外線や無線LAN技術を用いて人を介さずに互いに繋がるようになる日は、思っている以上に近いのかもしれません。CEATEC に参加して改めてそう思いました。思わざるを得ない状況でした。家庭はもちろんのこと、日常生活においてもネットとの親和性が高まってくると、既存の Web という概念が崩壊し、Web 3.0 のような新たな世界が広がっているのかもしれません。