http://www.engadget.com/2009/09/09/live-from-apples-its-only-rock-and-roll-event/
昨晩サンフランシスコで行なわれた Apple のイベントで CEO のスティーブ・ジョブス氏が久々にステージに立ったようです。
ライブ中継では確認していないのですが、各種メディアのブロード・キャスティングの記録を辿っていくと、大きく変わったのは iPod nano のようですね。
- Over 100 million sold
- By far the most popular MP3 player
- Now has a built-in video camera, and it’s 1/5th the width of a Flip cam, and is 1/10th the volume.
via. Steve Jobs Returns To The Stage With Some Big Numbers To Share
公式ホームページ上では既にその概要が公開されており、ビデオ撮影や FM ラジオといった新たな付加価値が加えられた様子です。しかし、カメラ機能が備わっていながらも、静止画を撮影することができないのが1つの懸念点です。
一方、iPod touch は「携帯ゲーム機」としての主張を全面的に押し出すようになりました。
- 21,178 games and entertainment titles in the App Store now
- Compare that to 3,680 on the Nintendo DS and 607 on the Sony PSP
App Store には述べ2万1000点のゲーム・タイトルが登録されているようで、DS と比較しても約7倍の開きがあります。オンラインの強さはここにあると思いますが、iPhone でも同様の機能が備わっているので、制度の良いカメラを搭載するなど、iPhone とは機能レベルで差別化を図るべきだと思います。
更に注目すべきは、iTunes が着信音の提供を開始する意向を固めたこと。
「Jobs氏は9日に聴衆に向かって、着信音が1.29ドルで発売され、通常の楽曲と同じようにiTunesに表示されて販売されることを明らかにした。」 - アップル、iTunesの新機能を発表--着信音やデジタルアルバムカバーに対応:ニュース - CNET Japan
iPhone が対象になると思われますが、既存のケータイ電話のように、レコチョクなどの配信サイトから楽曲をダウンロードして利用するエンターテイメント・モデルは存在していなかったため、今回の取組みは大きいですす。日本国内における取り組みについてははまだ触れられていませんが、「電話」としての機能拡充に向けて、期待を寄せたいと思います。