最終回となりましたノマド・ワークスタイルのテーマは「セルフ・ブランディング」。当日は参加できなかったのですが、「実名」の公開によってセルフ・ブランディング力を高め、ノマドとして働きやすい環境を作り上げることの重要性は、全ての講義を通じて感じ取れました。
「セルフ・ブランディング」と一言で言っても定義は幅広く、リアルとの兼ね合いも含めるとその人のライフスタイルやパーソナリティに加えてメディアによるプレゼンテーションによって評価されると考えています。
特に本講義の講師である佐々木 俊尚さんはメディアでの露出が激しく、執筆もされているので現実世界でのブランド評価は高いです。
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ネット上に溢れている情報は、リアルで発生しているイベントを情報化した中のマジョリティであって、現実世界のブランドがネットというツールによって肥大化した結果、セルフ・ブランディングの評価がエゴ・サーチなどの行為によって可視化されるのだと思います。
自分が考えるノマドライクなセルフ・ブランディングとは、ネットという世界で「個人が特定できるように自発的に働きかける運動」です。実名を公開する、も対策として挙げられると思いますが、自分の場合は当初より PN で統一していたという背景もありますが、SNS や公開プロフィールなどリアルからの導線(検索など)が想定される箇所においては PN と実名がリンクするるような配慮を心掛けています。また、実名も漢字で検索されるケースは少ないと判断し(口頭で成立するコミュニケーションが多いため)、ローマ字で統一するようにしています。
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いずれ、メディアへの露出が開拓されるのであれば、セルフ・ブランディングの一環でオープンにしてもいいかもしれません。
今回でノマド・ワークスタイル全5回が終了しました。最終回に顔を出せなかったのは非常に残念ですが、これからはノマドの精神である「自律・自立」を胸に、自分なりに遊牧民のように歩んで生きたいと思います。
これまでのノマド・ワークスタイル:
- [action] ノマド・ワークスタイル - 「ノマドとはなにか」
- [action] ノマド・ワークスタイル - 「情報収集の構造化」
- [action] ノマド・ワークスタイル - 「アテンション・コントロール」
- [action] ノマド・ワークスタイル - 「コラボレーション・ワーク」
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