TOKYO FIBER '09 SENSEWARE / PARK LIBRARY / KICHIRI

芸術の秋、読書の秋、味覚の秋を満喫してきました。

青山スパイラルガーデン＆ホールで開催されていた TOKYO FIBER SENSEWARE ですが、今年より会場を 21_21 Design Sight へと移したようです。

内容は変わらず、原研哉氏のディレクションのもと、産業がクリエイティブ領域とのコラボを果たした作品が展示されていました。建築家の青木淳氏と本展ディレクターの原研哉氏によるトークイベントが開催されていたので、そちらも覗いてみることに。

最も印象に残ったのは日産自動車と日本デザインセンター・原デザイン研究所のコラボによて実現した、伸び伸びストレッチ・トリコット「ROICA」を用いて作られた作品でした。ドライバーの人格の拡張形であるクルマの車体に目をつけ、人とクルマのインタラクションにエモーショナル要素を加えたポイントが斬新でした。

自然と人工繊維の融合によって、人間の想像力は更に掻き立てられます。原研哉氏も言及していましたが、その未来的な領域をヴィジュアライズすることで、ものづくりの行方となるヒントを教えてくれるているようでした。

「TOKYO FIBER '09 SENSEWARE」展
会場: 21_21 Design Sight
スケジュール: 2009年09月18日〜 2009年09月27日
住所: 〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 (東京ミッドタウン内)
電話: 03-3475-2121

21_21 Design Sight から歩いてすぐのところにあるミッドタウンのガーデン・エリアにて PARK LIBRARY が開催されていました。キーワードが書かれたバスケットに数冊の本とラグマットが無料で貸し出されており、読書の秋にふさわしく、緑の中で自由に読書することができました。

PARK LIBRARY のような、新しい本との出会いの場を提供してくれるイベントは、もっとあってもいいと思います。

この秋は、モダン・ジャパニーズ・ダイニング KICHIRI がお勧めです。料理は上品な和食がメインとなっており、価格と味の双方のバランスは取れていると思います。

これまで、渋谷店と恵比寿店に足を運んだことがあるのですが、和とモダンを融合させた KICHIRI ブランドは全店に行き届いています。アースカラーを中心とした色使いが店内に施されており、都会の中のオアシスのような落ち着きを味わうことができます。

そして、心地良い秋の風と共に1日は過ぎていきました。

UXploration