G-tokyo 2010 アートフェア
「アートを買う」「アートと生活する」ことの意味を体現しているアートフェアでした。
国際規模のマーケットや名だたる美術館、コンテンポラリーアートのフロントラインで活動してきた15のギャラリーによる初のコンテンポラリーアートフェア「G-tokyo 2010」に行ってきました。
アートフェアの醍醐味のひとつでもあるフリーマーケットのような雰囲気が漂っていながらも、各ギャラリーごとに独自のテーマを設定し、個展もしくは企画展形式で作品が展示されていました。
草間 彌生さんやサイトウマコトさん、杉本 博司さんの作品も展示されていましたが、テーマ別で観ていくと電柱を華道の洋式に見立て、電柱に内在する美にアプローチするという試みが印象的だったミヅマアートギャラリーの「山口晃個展:柱華道」や雨をキャンディの包みで再現した写真作品を展示していたタカ・イシイギャラリーの「Rain」に惹かれました。
アートを観る。アートを買う。その核心に触れられる機会はなかなかないのでおススメです。