東京マラソン2010 - 東京がひとつになる日

「東京マラソン2010」に初参戦しました。

東京マラソンは2007年に始まった東京で行なわれるマラソン大会で、毎年2月末か3月上旬に開催されます。第4回目となる今回は約3万2千人のランナーが参加し、抽選倍率は過去最高の8.5倍となりました。

仕事しながらの参戦でしたのでなかなかトレーニングのための時間も中々取れず、現役時代のような時間の費やし方を真似るわけにはいきませんでしたが、週3回のランニングマシンによるトレーニングである程度カバーできました。アスファルトでのランニングは不慣れでしたが、ランニングマシンで身体への負担を最小限に抑えるペースやフォームを身体に覚えさせることができたので、効果はありました。

スタートの1時間〜2時間は、みぞれ交じりの雨による悪天候で戸惑いましたが、その後に 5km を30分〜40分のペースで維持することができ、目標としていた5時間30分を切ることができました。トレーニング中に最長で走った距離が 20km だったので、それ以降は未知の領域でした。30km 地点から膝に激痛が走り、35km 通過時には痛みに耐え切れず、半分泣きながらも手を振ることで強制的に足を前に出していたことを覚えています。それよりも周囲からの応援が何よりも印象的で、差し入れをいただいたり、エアーサロンパスもお借りしました。ありがとうございます。

42.195km を駆け抜けるフルマラソンは少しづつ改善をしていくと結果につながりやすいスポーツで、仕事にプラスの面をもたらしてくれると感じます。身体的な疲労を察知し、フォームを改善したりゴールまでの距離から逆算してペース配分を調整するなど、ランニング中は実は頭が一杯です。このように戦略を立ててやれば結果(この場合は時間)が見えてきますし、外れることがあっても次に繋がるような考え方が自然と身につけられます。自分が置かれている環境を把握し、戦略を決めて結果を見ながら進めていく作業は仕事とも同じで、相乗効果がある気がします。

次回は今回よりも練習を重ねて、余裕が生まれれば仮装にチャレンジしてみたいと思います。

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