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誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展

action

六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開催されている「誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展」に行ってきました。ドラクエと共に育った情熱的なファンが多いかと思いきやカップルや女性の姿も目立ち、中高年のご夫婦も足を運んでいらして、ドラクエのファン層の厚さを感じられました。

日本が世界に誇るゲームカルチャー、その中でも最も人気が高いと称される「ドラゴンクエスト」の世界観や開発手法、社会的な意義を25年の歴史と共に振り返っています。恐らく、ゲーム史上初の本格的な試みなのではないでしょうか。正直、ドラクエシリーズ全10作品(ニンテンドーDSゲームボーイを除く)の内、1つか2つしか触れていない僕でも十分に楽しめることができ、学びも多くありました。

Dragon Quest - 2

最も印象的だったのはこれまでのドラゴンクエストシリーズを全て手がけてきたゲームデザイナーの堀井 雄二氏、漫画家の鳥山 明氏、作曲家のすぎやま こういち氏のゲーム作りのテクニック(手法)です。企画書からコンセプト・マップのドラフト作成、各ステージの仕様書やキャラクターのラフデザインが完成されるまでの一連のプロセスは、随所が手書きながらもその洗練された精度に圧倒されます。

Dragon Quest - 3

シリーズ化されても尚、優しくかつわかりやすく、楽しさに満ち溢れている世界観は最新作へと受け継がれており、これは当初のコンセプト(本質)が変わっていないことの重要さを表していると思います。ドラクエのワクワクする戦闘シーンや音楽、数々の名言を残している遊び心のある言葉はその象徴です。また、@yuu_key さんによると、ドラクエの画面構成書は AppleMacintosh を模したマルチウィンドウを採用しており、その洗練された画面は当時のファンを驚かせ、いまもその原型を留めています。

Dragon Quest - 4

展覧会そのものもユニークです。観賞方法にもゲーミフィケーションの要素を取り入れており、期待を裏切らないエクスペリエンスがしっかりとデザインされています。論より証拠、とくにマーケティングやクリエイティブに携わっている方に激しくお薦めです。来週の日曜日(4日)までの開催です。

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