2月12日は日本の偉大なる登山家・植村直己さんの生誕70周年でした。Google のロゴも当日は犬ぞりのデザインに変わっていました。
植村さんは43歳の誕生日にマッキンリー世界初の厳冬期単独登頂を果たしましたが、翌日2月13日に消息不明となっていました。その後、幾度もの捜索が行なわれたようですが、発見されることはなく、やがて生存の確率は0%とされ、捜索は打ち切りに。遺体は未だに発見されていないようです。このため、最後に植村さんの消息が確認された2月13日が植村さんの命日とされました。今日です。
そんな植村さんが亡くなられる1年前に残したコトバがとても印象的だったので、転記します。
僕らが子供の頃、目に映る世界は新鮮で、
すべてが新しかった
やりたい事は何でもできた
ところが年をとってくると疲れてくる
人々は諦めみんな落ち着いてしまう
世界の美しさを見ようとしなくなってしまう
大部分の人は、夢を失っていくんだよ
でも、僕はいつまでも子どもの心を失わずに
この世を生きようと思う。
不思議なもの、すべての美しいものを見るためにも・・・
いいかい、君たちはやろうと思えば何でもできる
僕と別れた後もそのことを思い出してほしい
やろうと思えば何でもできるんだ。
ご冥福をお祈りします。