読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

UXploration

Explore the art of UX persuasion

グラスホッパー

literature

アヒルと鴨のコインロッカー」や「ゴールデンスランバー」は劇場にて観賞したのですが、伊坂幸太郎さんの作品を手に取るのは今回が初めてでした。

グラスホッパーグラスホッパー
伊坂 幸太郎

角川書店 2004-07-31
売り上げランキング : 3296
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

グラスホッパー」は正統のハードボイルド小説。複数の登場人物が交互に語り手を務め、多視点の一人称で展開されていきます。そして混じり合い、繰り広げられる三つ巴戦。ハードボイルドといえばアクションがつきものですが、本作の場合は「ゴールデンスランバー」同様に、辛くとも与えられた運命を突き通す、それ故に努力する姿勢がハードボイルドだと言えました。

伊坂さんの作品の特徴でもある、人間的破壊における写実的な場面描写や哲学的発言も健在で、作品名かつコンセプトでもある「グラスホッパー」に纏わるメッセージが随所に散りばめられています。

「人間というのは哺乳類じゃなくて、むしろ虫に近いかもしれないですね。」 - pp160

関連エントリー:

This work is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Others, like quotes and images belong to its original authors.