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UXploration

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週刊ダイヤモンド 「FREEの正体」2010年 3/13号

literature

「ロングテール理論」の提唱者でもあるクリス・アンダーソン氏の今話題の著書「フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略」をより深く理解するための副読本として出版されたようです。

週刊 ダイヤモンド 2010年 3/13号 [雑誌]
週刊 ダイヤモンド 2010年 3/13号 [雑誌]
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「FREE」ではプラットフォーム上での生産が無料になれば、人びとが金銭だけにとらわれず行動できるようになることを説いています。自分はまだ「FREE」を読破していないのですが、本特集では「FREE」を


  • FREEを知る

  • FREEを探る

  • FREEを疑う

の3部構成でフリーモデルの解説から国内の最近の事例などを紹介して解説されています。(自分もそうですが)「FREE」を読まなくても大枠を理解することは可能ですので、基本版を無料提供し、付加価値のあるサービス(プレミアム版)を有料で提供する「フリーミアム戦略」に関心のある方にもおススメです。

「FREE」を読み解く上で重要なキーワードとなる「フリーミアム」は、5%の有料ユーザが残りの95%の無料ユーザを支えている「直接的内部相互補助」モデルの1つで、DeNA の「モバゲー」が国内の代表的な例として挙げられています。一方で、二者が無料で商品やサービス、情報を交換し、第三者がその費用を負担する「三者間市場」のフリーモデルの典型例として GyaO の広告収入が取り上げられており、フリーミアムは主にネットのサービスで可能となる戦略であることが伺えます。

しかしながら、「FREEを疑う」でも解説されているように、ただ FREE にすれば成功するというわけではありません。フリーミアムは特定の条件を与えることで成立する戦略ですので、十分な利用者を集めることが必要条件です。利用者が集まってくれば必然的にサービス価値は向上し、広告収入も期待できます。

フリーミアムの王様として注目されている Google は「ユーザに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」という企業理念を掲げ、無料で提供されているサービスに付随する広告収入は、09年12月期の連結売上高約2兆円1000億円の内97%を占めるにまで成長しました。このように、フリーミアム戦略に沿ったサービス提供のみではなく、自社の収入を見据えた企画立案は戦略的に考える必要があるようです。

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