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UXploration

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Bing Maps と Silverlight

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Microsoft がパブリックベータ版として Silverlight を活用した 3D 画像マップ「Bing Maps」を公開しました。

「Google Map」Google「Street View」と同様に衛星写真と道路視点の写真を 3D で切り替えるインタラクションや主要道路の画像も確認することができる機能が搭載されています。

また、インターネットで提供されている情報や画像データを集約させ、乗り換え案内の原理で出発地・目的地の検索も可能になっています。そして、Bing Maps のユニークな機能に、Bing Maps で稼動するウェブアプリケーションの作成オプションや Twitter との連携機能がありました。GPS 経由で表示地点と関連付けられたツイートが閲覧可能で、これは、いずれ位置情報データをツィートに埋め込める新サービスを発表した Twitter の仕様に合わせた結果なのではないでしょうか。

しかし、以下のような懸念点が挙げられます。

Silverlightによって、標準的なWeb技術よりも強力なWebアプリケーションが作れるのか? 作れるのかもしれない。Bing Mapsの、地図から実際の街路の画像へのなめらかな変化は、たしかにクールだ。でも、そんなもの、本当に要るか?」
via. Googleはプラグイン離れの正道, Microsoftはそれに逆行する邪道

iPhoneAndroid などマルチデバイス上で機能する利便性の高い Google Map に比べると、Bing Maps のユーザニーズは低いように思えます。Windows MobileBlackBerrySilverlight 対応が本格化するのは来年以降と聞いているので、既に遅れを取ってしまっています。

一方で、Microsoft はつい先日、IE 6 からの脱却を図った IE 8 へのアップデート支援キャンペーンを開始しています。また、次期 Web ブラウザである「IE 9」も披露。HTML 5 や CSS 3 といった新しいWeb標準に準拠することを公表し、標準規格への準拠と相互運用性に真剣に取り組んでいるようです。

しかしながら、今回発表された Bing Maps は Silverlight を活用して表示しているため、クライアント・サイドのプラグインが必須となっています。IE 8/9 へのアップデートによって HTML 5 が普及するなか、Silverlight が今後どのようにして対抗していくのか、注目したいと思います。

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