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Michael Jackson - Black or White

80年代を彷彿させるような軽やかなロック・チューンが心地よく、ダンス・ミュージックが象徴的な彼の音楽の中では、極めて珍しいと思います。この曲の良さはそれだけではなく、曲名からでもわかるように「人種差別」という壮大なテーマについて触れられており、Michael が歌うことに意味があるような気がします。

But, if you're thinkin' about my baby
It don't matter if you're black or White
(だけど、ぼくの彼女が
黒人か白人かと勘ぐるのはやめてくれ)


I said if you're thinkin' of being my baby
It don't matter if you're black or White
(きみは、ぼくの彼女はどんなだろうって思ってんだろ
黒人か白人かなんて大事なことじゃないよ)


I said if you're thinkin' of being my brother
It don't matter if you're Black or White
(きみは、ぼくの兄弟はどんなだろうって思ってんだろ
黒人か白人かなんて大事なことじゃないよ)


It's black, it's white
It's tough for you to get by
It's black , it's white, whoo
(黒人か、白人かそれはしぶとく問われる
行っちまえ 黒人も、白人も)

歌詞を追ってみると、黒人も白人も関係ないよ!というメッセージが至る所に散りばめられいることがわかります。プロモーション・ビデオを観れば、何を伝えたいのかが一目瞭然ですが、彼の偉大さはライブでこそ感じ取れると思うので、Best Performance として選出されたライブ映像をご紹介します。

有色人種として生まれ、白色人種への憧れが強かった Michael が歌うことによって、この曲は味を増しているのだなあと思いました。アメリカのシンボルでもあった Michael が亡くなられて早2ヶ月が経過しましたが、今でも都内のレコードショップの店頭では彼のライブ映像が流れています。

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