ウェブはバカと暇人のもの
梅田望夫さん(id:umedamochio)のインタビューでも話題になり、挑発的なタイトルにも惹かれたので、読んでみました。
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) | |
中川淳一郎 光文社 2009-04-17 売り上げランキング : 147 おすすめ平均 でじゃびゅ(藁 ネットには過度な期待はせずに ニコ厨や2ちゃんねらみたいなバカこそ読むべき名著 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「ウェブ進化論」のアンチテーゼとして位置づけられているようですが、ネットの可能性を決して否定しているわけではなく、「ネットとの距離のとり方」を謳っています。
コンサルタントである梅田さんは「頭のいい人」に焦点にあて、ウェブの可能性を探ったわけですが、一報で、ニュースサイトの編集者をされている中川さんは「普通の人」に焦点をあて、運営当事者の視点からネットの現実を描写しています。
レビューを書くにも、自分は他のネットユーザを「バカ」や「暇人」と言えた立場ではないですし、自分を頭のいいネットユーザだとは思えないので、難しいです。ネットのダークサイドを理解し無用なトラブルを避けるための指南書としては最適だと思いますが、本の感想をこうやって書き記している時点で、自分はバカで暇人なのかもしれません。